コムデギャルソンというブランド名を見聞きしたことがある方は多いはずです。

歴史も長いコムデギャルソンは、時代ごとに変化を遂げています。ここでは、モード・カジュアル・ミリタリーなど、豊富なデザインが魅力のコムデギャルソンのデザイナーやラインについてご紹介します。

コムデギャルソンは1973年の設立から現在に至るまで、40年を超えても成長を続けているブランドです。ブランド設立者である川久保玲をはじめ、渡辺淳弥・栗原たお・丸龍文人といった日本人デザイナーがデザインを手がけています。

自身が良いと思ったもの・かっこいいと思ったものをデザインとして打ち出した川久保玲は、長いコムデギャルソンの歩みを踏み出した最初の一人です。

それから、「JUNYA WATANABE　COMME des GARCONS」などメインとなるラインのデザインを手がける渡辺淳弥、ニット類に特化したラインの「tricot　COMME des GARCONS」のデザインを担当する栗原たおが続きます。

コムデギャルソンの豊富なラインの中では、年代によってデザイナーが変わったラインもあるのです。デザイナーやラインによって、同じブランド内でも違った印象があるコムデギャルソンは、性別・世代を問わず多くの人に愛されています。

コムデギャルソンの代表的なデザイナーの一人である、渡辺淳弥がデザインを手がけるラインについてご紹介します。

• COMME des GARCONS　HOMME（コムデギャルソン・オム）

  1978年に発足、初期は川久保玲がデザインを担当していましたが、2003年から渡辺淳弥がデザイナーとなっています。

  ミリタリーやアウトドアなどのテイストを取り入れ、布のパッチワークや、マルチボーダーの袖など、カラフルなデザインも魅力です。

• JUNYA WATANABE　COMME des GARCONS（ジュンヤワタナベ・コムデギャルソン）

  コレクションごとにゼロから作り始め、実験的な要素が強い洋服を展開しています。デザイン性はもちろん、それを支える技術力も高く評価されているラインです。

• COMME des GARCONS　JUNYA WATANABE MAN（コムデギャルソン・ジュンヤワタナベマン）

  ジュンヤワタナベ・コムデギャルソンとは異なり、メンズカジュアルを打ち出したラインで、他ブランドとのコラボが多いことも特徴です。